初学から偏差値70を目指す人の為の古文の勉強法(編集中)

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古文は、非常にやっかいな教科である。やることが多く、一筋縄ではいかないのにも関わらず、配点は低いし、教科優先度が低いことを鑑みたら難易度は高い。

センターなら50点だし(しかも勉強が浅い人には難しい)、より短い期間で高得点の取得が可能な漢文と比べればそのコスパの悪さも理解できるだろう。

だからといっておろそかにできない。この50点が、多くの人の人生を左右するという全くもってうざい教科である。

正直言うと、語彙やって、文法やって、その後読解やって、最後に入試レベルの問題演習してとしか言えないまであるが、一応の注意点をまとめながらオススメの書籍の紹介や動画の紹介などをしていこう。

気をつけること

教科優先度は比較的低い。文系は英語や社会を優先させたいし、理系に至っては他が終わっていないのであれば単語だけ覚えてあとはシックスセンスに身を委ねるという先人も多かっただろう。

英語や社会が終わっていないのに・・・
理系だから国語は・・・

いろいろな思いがこの教科に対して湧き出てくるだろうが、それは早くから勉強を始めなかった自分の責任なので、無駄な時間を使わないように最短で成長するための情報を得て計画を立てていこう。

基本的な勉強の流れだが、英語と違って至ってシンプル

①単語+文法⇒②解釈(文法事項を文章中で整理)⇒③読解発展⇒④多読

腰を据えて古文だけやるなら1ヶ月半程度でもできてしまうような内容である。古文を難しくしているのは時間的余裕が無く、他教科との兼ね合いを考えなければならない君自身でもあるのだ。

豆知識

私立一般、二次よりもセンターの方が難しい場合もある

センターの文章は長く、経験値を積んでいない人にとっては「途中からなに言ってるかわかんないっす」「は?主体おまえだったの?」のように混乱に陥るだろう。

しかし、例えば私立一般(MARCHレベル)では比較的短い文章を「古文常識」「古典文法」「語彙」の知識でゆったりと解かせてくれるがために

ある程度やりやすいだろう。(センターよりも簡単というよりも、戦いやすい)

基本的に、こういう人は読んでいる量が少ない。しっかり文法を把握できたら、読解に進むのだが、その際に

であったり、学校の教科書に対応した教科書ガイドを購入して、品詞分解に着目しながら多読をしていくといいだろう。

学校の授業

学校の国語の授業というのは大学入試に直結していないような内容が展開されてしまう場合が多い。

それは定期試験の性質がそうさせてしまうのでしょうがないことなのだが、ある一つのポイントに絞って学校の授業を使用すると有意義な時間になりうる。

それは『品詞分解』

学校指定の教科書の教科書ガイドを購入できるのであればしたほうがいい。教科書ガイドでは完璧に品詞分解がされてあって、活用や助動詞がそのすぐ横に書いてくれているので多読用に使用すると効果的。

1個上にも書いたことだが特に古文は読解の経験が読解のスピードや安定をもたらす教科であり、特に単語も覚えた、文法も覚えた、読解も2冊やった、それでもセンター試験でも点が取れない…という人が絶対にいるはず。

学校の授業を無駄にしないように「多読」のための時間にするといいだろう。

古文常識教材をわざわざ購入する必要はあるか?

まず一つに、読解には古文常識が必須であるということ。つまり現環境における「読解教材」の解説部分で古文常識について触れていないわけがない。

そのような古文常識を絶対におさえることと、単語帳にも古文常識は掲載されている場合が多い。それも最低限おさえること。

最終的に時間が余った、模試や過去問でどうしても古文常識力の不足を感じた場合に『マドンナ古文常識』を導入しよう。

古文単語の覚え方

古文単語は英単語に比べて覚えにくいという人がいる。何かしらの理由を考えてみると
①外見は現代語と同じでも、意味だけ違う場合が多くこんがらがる
⇒これはわりきるしかない
②覚えた単語をアウトプットする機会が英語にくらべて圧倒的に少ない
⇒英語は学校の授業でも毎日の自習でも文章に100%触れるだろうが、古文は1日の勉強時間〜週合計の勉強時間の観点からもなかなか時間を作りづらいから?
⇒単語は繰り返すことでのみ定着する。いかに隙間時間を利用して最低限の単語をインプットするか。

暗記の真髄

古文単語に限らず、なにかを「覚える」という作業は全て共通の工程を踏む。
※つまり英単語の勉強がうまくいってるのに古文単語の勉強がうまくいかないというのは本来あり得ない話で、その場合英単語の勉強がうまくいっているのはたまたまであるとも言える。

❶頭に入れる
❷だんだん忘れてくる
❷薄れた記憶を思い出そうとする
❹思い出せるor思い出せない⇒❶へ

つまり一度頭にいれた内容は少なからず薄れさせ、完全に消え去ってしまう前にまた100%に戻すという作業を繰り替えすことが重要である。

なのでこれを古文単語の暗記に適応してみるといい。

注意点としては
❶理解から始めてくれる教材を選択するほうがオススメ
⇒1日50個ずつくらいで解説を読みながらインプットしていく
⇒無理ならゴロゴで
❷理解完了後は覚える個数自体が少ないので1日150〜300個くらいのペースで毎日アウトプットを繰り返す
❸例文などを読んで文章の中で覚えてみる
❹古文常識などが補足されている場合は合せて覚える

最終的にひらがなは漢字に直せるように/漢字はひらがなで読めるようにすれば暗記にも有利だし、入試の実践的な場でも即決で2点を確保できる場合も多い。

腰を据えて古文単語だけやれば1週間でも完成できるだろう。

動画

こちらでまとめてあるのでどうぞご覧ください。

古文 動画情報 まとめ

参考書・問題集

単語帳

読んでみて覚える重要古文単語315

読んでみて覚える重要古文単語315|紹介・使い方・評価・レベル・対象

ゴロゴ

古文単語ゴロゴ|紹介・使い方・評価・レベル・対象

マドンナ

マドンナ古文単語230 パワーアップ版: 別冊単語カードつき (大学受験超基礎シリーズ)お風呂で覚える マドンナ古文単語カード (大学受験超基礎シリーズ)

315よりも収録語数は少ないが、解説量も多く、単語入門教材としての導入にオススメ。カードが付録でついてくるので暗記に配慮された作り。

速単

読み解き古文単語 改訂版
・必須語約400語、多読用・古文常識用にも使えるオールマイティ教材

文法入門〜基礎固め

古文教室 古典文法編 改訂版 (超基礎がため)富井の古典文法をはじめからていねいに【改訂版】 (東進ブックス 大学受験 名人の授業シリーズ)改訂版 佐藤敏弘の 古文文法が面白いほどわかるスペシャルレクチャー (高校学参)ステップアップノート30古典文法基礎ドリル (河合塾シリーズ)

初学者が基礎文法を学ぶための教材を2つ用意した。
富井の古典文法をはじめからていねいに
佐藤敏弘の 古文文法が面白いほどわかるスペシャルレクチャー

どちらでも大丈夫だとは思うが、好みによるので必ず書店で確認してからの購入をお願いします。

これがキツい場合には、より入門的、文字大きめで見やすさ重視の「古文教室 古典文法編 改訂版 (超基礎がため)」を先に使用してからどちらかに移行するといい。

インプットしたものを同時にドリル形式でアウトプットしたい場合にはステップアップノートかジャンプアップノートがいいだろう。

読解参考書

富井の古文読解をはじめからていねいに (東進ブックス―気鋭の講師シリーズ)吉野のパワーアップ古文 読解入門編 (東進ブックス 大学受験 名人の授業)吉野のパワーアップ古文 読解完成編 (東進ブックス 大学受験 名人の授業)改訂版 元井太郎の 古文読解が面白いほどできる本岡本梨奈の1冊読むだけで古文の読み方&解き方が面白いほど身につく本

読解系教材の選択の幅は広く、個人の現状や目標によってお勧めする教材が変わってくる。

基本的にお勧めするのが
①富井の古文読解(読解の足がかりとして)⇒②元井太郎
の接続。

読解問題演習

古文上達読解と演習

古文入門 読解と演習23古文上達 基礎編 読解と演習45古文上達 読解と演習56

入門:偏差値〜50
基礎:センター〜MARCH
無印:MARCH〜早慶

Z会の古文上達シリーズは演習問題の質が非常に高く、解説も詳しいので教材接続をうまくできれば効果的に力を付けていくことが出来る。

文法完成⇒古文上達45⇒読解⇒古文上達56・多読

単発教材群

基礎徹底そこが知りたい古文

基礎徹底そこが知りたい古文 (駿台受験シリーズ)

基礎徹底そこが知りたい古文は、単文解釈中心で文法事項を解釈へと変換する足がかりとなってくれる教材。特に時間があって古文が苦手な人は挟んでおくと勉強過程において安定感がでる。

文法完成⇒そこ知り⇒45

このような接続にしてもいい。

古文解釈はじめの一歩

古文解釈はじめの一歩―文法から解釈へ (駿台受験シリーズ)はじめの一歩古文読解問題集 (駿台受験シリーズ)

この2冊も学んだ文法事項を読解力へ還元する目的で使用するといい。内容的には45の代わりにもなりうるし教材自体が薄いので好みで使い分けるといい。

中堅私大古文演習 (河合塾SERIES)

中堅私大古文演習 (河合塾SERIES)
到達点:偏差値53〜60(日東駒専・産近甲龍・MARCH・関関同立)
MARCHレベル以上志望者は必須でしょう。それ以上を目指す人以下もやっておこう。

古文 (河合塾SERIES―入試精選問題集)

古文 (河合塾SERIES―入試精選問題集)首都圏「難関」私大古文演習 (河合塾シリーズ)
MARCHレベル⇒中堅国立・早慶レベルへ

記述対策

得点奪取古文―記述対策 (河合塾SERIES)ライジング古文―最高レベルの学力養成

中堅得意教科へ〜最上位国立対策に。

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8 件のコメント

    • 一部は辞書的に羅列されてるに過ぎないんで、がっつりやるならマドンナの方が安心ですね。
      基本的には読解系教材をこなしていく時にも学んでいけるので、志望校の難易度に応じて経過を見ながらここらへんの教材選択をしたほうがいいと思いました。

  • 吉野の読解本と元井の読解本は到達点同じですか?
    早稲田志望で、どちらを使うか悩んでます

    • 大差無いです。
      古文がよっぽど苦手って感じじゃなければ元井でいいと思います。

    • 可能です。現古漢でそれぞれしっかり力を付けて、その上で過去問演習を重視してください。

  • 古文の質問ではないのですが、元井の参考書の最後に書いてある過去問演習の仕方は、英語にも応用できるのでしょうか?
    解くのではなく全訳を先に見て、解答の該当箇所などを探し点を取るイメージをつける、という風なやつです。

    • ん〜素晴らしいアイデアですが、英語においてはどうなんでしょうね。
      英語は形式別で解法を学べるような教材は多いですし、それをやっているのであれば元井における先に全訳である程度流れを掴む〜出題の意図を分析する等の行動の重要性は比較的低いのではないかなーと。ただ、やる価値は無いわけではないと思います。必要な人には必要な行動かもしれません。

      過去問は実力をはかる便利な物差(自己の弱点把握の最重要ツール)なんで、まずは普通に解いてみてから、復習の際に頭をリセットして元井っぽくやってみる…って感じで良いと思います。

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