石川の実況中継|紹介・使い方・評価・レベル・対象

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いまさらだが、日本史講義系教材の最高峰を紹介する。

日本史の参考書自体は量が増えてきたが、難関大を目指す受験生にとっては、まだ石川の実況中継を超えるような教材はまだ出てきていないと思う。

講義内容、掲載レベルから別冊ノートまで、かゆいところに手が届く非常に戦略的に作成された教材である。

旧版までは文化史部分だけがまとめてある第5巻が存在していたが、2013年の新課程以降は通史と文化史をまとめて全4巻のシリーズとなっている。

旧5巻は使いやすさで言えばそれはそれはすばらしいものであったが、1〜4巻を進めていく上で文化史の知識が無いとこんがらがってしまう部分が多々あり、この部分が唯一石川の実況中継でつっこまないといけない部分だったかもしれない。

まぁ……紹介していこう。

石川の実況中継

石川晶康 日本史B講義の実況中継(1)原始~古代 (実況中継シリーズ)石川晶康 日本史B講義の実況中継(2)中世~近世 (実況中継シリーズ)石川晶康 日本史B講義の実況中継(3)近世~近代 (実況中継シリーズ)石川晶康 日本史B講義の実況中継(4)近現代 (実況中継シリーズ)

特徴

⑴講義をまとめる為のサブノートが付属
⇒ナビゲーターのような穴埋め問題形式ではなくレジュメ形式であり、年表がついているのもありがたい。
⑵講義をさらっとおさらいするためのCDが付属
⇒年表を見ながらさらっと流れを解説してくれるので、必須ではないが必要であれば使ってみるといいだろう。
⑶史料の掲載が多く、史料対策が必要な人にとってはありがたい存在。(ガチでやるのであれば他にも必要)
⑷ゴロが地味に覚えやすい

到達レベル:早慶/難関国立
志望校⇒MARCH中位〜早慶
※論述主体の大学では必ずしも必要は無い。京大のような私立・国立折衷問題のような形式であれば推奨する。

使い方

接続

私は学校で2年履修したし、予備校でも講義を取っていたので最初から実況中継からでも余裕だった。

このレベルだと消化不良をおこしてしまう人もいるようで、ある程度のレベルの授業を受けているのであれば最初から実況中継を利用しても構わないとは思うが、例えば学校では日本史Aしかやらない、3年から初めて日本史を履修するという場合だったり、

学校の授業が「教科書を読むだけおじいちゃん」の場合だとそうはいかない。

ひとまず実況中継をさらーっとながめてみていけそうなら実況中継からでも構わないが、安全策をとるのであれば入門書的教材から始めるといい。

金谷のなぜと流れなんていかがでしょうか。

金谷の日本史「なぜ」と「流れ」がわかる本|紹介・使い方・評価・レベル・対象

一応完了後の接続教材もここで触れる。

僕の場合は最初から東進の一問一答でゴリゴリ進めていったが、これはお勧めしない。ただの修行だったから。

時代と流れで覚える日本史/世界史B用語|紹介・使い方・評価・レベル・対象

最初は、絶対に落としてはいけない知識を絶対に落とさないようにするための教材選択をしよう。

使い方

序盤は一日2〜3回分ずつは必ず読み、2周目移行は1日の量を増やしてスピードを上げる。
目標としては3〜4周は反復したい。

⑴最初の1〜2回はレジュメを用いず、書かれていることをありのままに理解すること。
⑵3〜4回目でサブノートを併用し、書き込みながら知識を整理していく。必要であればここでCDを使用しよう。
⑶この段階でがっつり読み込むという作業は必要ないが、実況中継で解説されていることが教科書ではどのように書かれているのかを必ず確認する。(区切りのいいところで)
❶教科書の該当部分を1回読む
❷必要であれば重要な用語や実況中継で触れられていた論点にマーカー・赤線を引いておくといい。
参考「教科書作成

⑷問題を解くのではなく、次の区切りへ進む⇒通史を完了させる
⑸基礎レベルの問題集を1冊完璧にする。その際、サブノートの年表を参照しながら流れを把握・整理していくといい。

※注意点
⑴途中で問題を解く必要は無い。

日本史における「復習」という作業では反復のスパンを徹底的に短くして、徹底的に繰り返すことによって習慣的な記憶を構築するという点を重視すべきである。

それは「教科書の作成が完了している」という時点で初めて可能になる工程だと思う。そもそも途中で知識を完璧にしても1週間もやらなければすぐ忘れてしまう。それをとりかえすためにいちいち復習してたら先に進めないのでわりきって先に進んでほしい。

⑵教科書を中心に置く

実況中継=教科書の内容をわかりやすく、さらに入試の傾向を踏まえて知識を加えてある参考書

【  教科書は1冊 | 実況中継は4冊  】

❶わかりやすく学んで、足りない知識は教科書に書き込んでおく→教科書を読んだ方が効率的
❷センターや一般の正誤問題は教科書を読んだ方が点につながる
❸論述を解くには教科書の定型パターンを暗記していたほうが有利

通史完了後は教科書に完全移行し、不明な部分があった場合にのみ実況中継に戻るという姿勢を持とう。

実況中継という参考書を最後まで参考書として読んでしまう受験生は少なくない。

試験会場で実況中継を読んでる人=日本史が苦手な人 といってもいいのではないかと思ってます。

⑶旧版迄は別だったので文化史は後回しで大丈夫か?

後回しでいい部分と、後回しではいけない部分があり、この判断は一度やった人間でないと難しい。

❶通史に関連する文化史(宗教とか学校制度とか)
❷単純に暗記しないといけない文化史(仏像や絵画等)

この判断がつくのであれば後回し「でもいい」し、判断がつかないのであれば合わせてやっていいでしょう。

基本的には一緒にやりましょう。

ゴロ

実況中継にはそこまで多くは無いが語呂合わせが掲載されている。

実際のところ「史実がいつ起こったのか?」というのは実はあまり重要ではない。だから何百個も覚えても「直接的」にはあって2点。

年代正序や正誤問題に多少役に立つかな〜?というくらいの費用対効果になる。

(私立大学でも直接年号を問うてくるのは上智大学くらい。そもそも上智の歴史問題は変態なので相当な対策が必要です。)

つまるところ、

❶まずは実況中継に掲載されているゴロだけは完璧に覚えること
⇒出来事の前後関係を整理するのに役立つ(年代正序等に役立つ)
※年代正序というのは「年号を正確に覚える」ということを求めているのではなく、「出来事の前後関係を理解しているのか」を問うているので、一つ基準になる年号を覚えておけばある程度は解答できる。

※出来ればノートなどに出てきたらその都度リスト化していくといい。というのも5〜6周した後は本編を読む機会が少なくなっていく。後でこんなゴロなんてあったっけ?っていう場合も出てくるかもしれない。(一応サブノートの年表にも書かれてはいる)

❷そのゴロで覚えた年号以外に重要そうな史実があれば自分なりにゴロを作って覚える

1940年 汪精衛(汪兆銘)政権

くじらが向こうにいく(19)まで(潮)40吹き OH!SAY!YES!
ってゴロを作ったのを未だに覚えてる。(一部修正)

わざわざ年号暗記用の教材を買う必要は無いと言っておく。

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