時は流れて今は9月。日中はまだまだ暑いが夕方になると少し肌寒いくらいになってきた。
毎日意識しているからわかるが、日の入りが遅く、日没も速い。
少し暗いイメージがつきまとう時期にはいっていくが、知っておくべき情報と、たてておくべき戦略が無いと、焦燥感にかられて精神的にきつい時期にはいってくる。
ここで秋からのストラテジーをおさらいしておこう。
振り返り
夏が完全に終わったということで、再びこれまでの勉強を振り返ろう。
夏の間になにをしたのか、当初の目標は達成できたのか、夏の勉強は自己採点でどれくらい付けられるのか
夏の目標をこれからも続けていく必要があるのか/夏の勉強法などにミスは無かったのかを知る重要な要素なのでしっかりやっておくこと。
失敗は黙って受け入れる
ここは現役生に向けて書く。浪人生は知らん。2年目も失敗してるいろんな意味で学習しないアホに未来は無い。
「夏の勉強を失敗する」というのは、正直言ってこれ以上に無いミスだ。かなりの差を付けられたと言っても過言ではないだろう。
しかしながら、そこで諦められるのか?ということを改めて考えてほしい。
夏の勉強を失敗したからやる気が出ない、焦燥感に駆られてうんたらかんたら、模試がちょっとくらい出来なくて絶望した・・・とか
【勉強を放棄する=人生を放棄】するってことだからな?
結局のところ、自分の将来を考えて一浪くらいは覚悟の上昇志向で「挑戦的」に受験勉強しないと基本は受からない世界なわけだし
浪人が許されていない状態だって、じゃあそこで諦めたら元も子もない。
(浪人を許さないって、子の勉強の柔軟性を奪って、絶対に失敗できないということにより焦燥感を生み出してしまうマイナス行動だってことをいい加減知ってほしいが)
普通に考えて、私立一般なら6ヶ月はある。ほんの1ヶ月ほど無駄にしただけではないか。
諦めずに、じゃあどう挽回すればいいのかを考えて欲しいところである。僕がこの活動を始めて何億回と言ってきたことがあるが
失敗は失敗してからじゃないと気づけない。失敗していることすら気づいていない輩もいる中で、最低限気づけているならまだ大丈夫だろう
焦ってあれやこれやに手を出さない
続きになるが、失敗して支離滅裂なことをしてしまった。
なんとか夏を挽回する為に、「多少教材を省いて演習をたくさんして補おう!」という思考になるかもしれない。
これはナンセンスだ。演習をすれば成績があがるのであればやりゃあいいが、上がらないから言ってるわけで、
「時間の無駄」「ただの付け焼き刃」これが事実だ。
基礎が出来ていないなら基礎をやるべきだ。センターを考慮に入れないなら約6ヶ月ある。
まだ折り返し地点なのだ。英単語ができていないなら1日8時間単語をやればいいじゃないか。
過去問スタート
部活等で夏から受験勉強を始めた人は引き続き頑張ってほしい。
ここからは夏の勉強に一定の成果を納め、問題演習/過去問演習に入っていける人向けに書いていく。
センター:1月14・15日
⇒ここから18週間私立一般入試:大学によるが2月2周目くらいから
⇒ここから22週間国立前期:2月25日〜
ここから24週間
個人的なオススメは週1or2で入試本番想定過去問演習
・センター利用で滑り止めを確保したい私立生⇒週2(センター・一般)
・センター利用を使わない私立生⇒週1
・国立生⇒週3(基本センター、たまに二次)※人によるので国立生は自分の需要で調整してください。
教科によるが
センター過去問は5〜25年、私立一般過去問は7〜15年は解いてほしいところ。
過去問を解くってわりとヘビーで、平日にはなかなか出来ないし、復習・解き直しはきつい。だから週2が限界だろう。
ただ個人差があるはずなので、自分流で進めていってほしいところである。
基本的には土曜日:センター/日曜:私立一般(国立はセンター)で緊張感をもちながら解く。
※個人の能力や志望校にもよるので、ガチで自分流で考えてやってください。(私立一般の問題が全く解けないんじゃ意味が無いんでその場合はセンターを多めに配分して基礎力をあげる・・・的な戦略です)
月(火):土日の復習解き直し
(火)水木金(土):過去問演習で「自分の足りてないなー」って部分を重点的に
※英語で詳しく:語彙力がたりてない⇒語彙に多く時間を割く/解釈に不安⇒英文解釈教材の重視/解答力に不安⇒長文問題集の重視
毎週毎週本番を想定して過去問演習を定期開催することで、
わりとやるべきことを達成してきて「具体的な今やるべき事」がほんわかしてしまっている人でも、自分の足りない部分/課題を見つけて1週間の勉強をしていけるという点で、この計画は優れていると思う。
過去問さえ入手すれば少なくとも20回は入試を経験できるってことだ。友人を誘って競い合ってもいいだろう。
過去問の入手
今は便利な時代だ。
Amazonで「(例)早稲田大学 法学部」で検索すれば20年前の過去問も手に入れる事ができる。
注意してほしいのは過去に行けばいくほどその価値は上がっていく。手に入らないからだ。
特に状態のいい古い過去問は4000円前後はする傾向がある。なかなか高価だ。
時期が進むに連れて安い古過去問は品薄になっていき、結果的に状態の良い高い古過去問のみになる。
※すでに自分の生徒用に15年分ずつ古い過去問は購入してあるので、こんな情報はどんどん広まってくれてかまわない←
その他だとヤフオクやメルカリでももちろん買えるが、Amazonはコンビニでプリペイドカードを買っておけば、いつでもさらっと購入できるところが魅力的だ。
この記事を見たらすぐにコンビニに行きカードを買ってくるといいだろう。
一応Amazonで買える古過去問の例を上げておこう。
1冊で7〜8年分ほど掲載されているので、中古が安い年のものを選んで買って費用を抑えるためにも常に意識を持っておこう。
また友人との交渉によって、互いに過去問を共有できる場合もあるので、志望学部・大学に共通点がある友人がいればそれも念頭に置いておく事。
焦燥感に負けるな
焦りやいらだちというのは、今やっていることに自信が無いから生まれる。
今から本番までしっかり「それをこなせば間に合う」という正しい計画をたてて、履行することだけが焦燥感への唯一の対抗策である。
今いい感じに事が進んでいる受験生も同じく不安や焦りと戦っている。
保護者様がもしこのサイトを見ているのであれば必ず肝に銘じておいてほしいことがある。
受験生を焦らせないでほしい。
絶対に受かれ,浪人は許されない,志望校を下げろ
そんなことを予め言ったとしてもなんの利益にもならない。
ここからは精神の戦いに入っていくのだから。
ではでは
https://youtu.be/LO95PSAW6ks
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